HOME > 着物 紋付のお話
着物 紋付のお話
みます屋 紋付について知っててよかった常識、紋付けに関する大切な知識をお話したいと思います。
- 生地が違う! 重要なのは「糸」
-
なまぐりきいと
「生繰生糸」とは・・・- 日本の心を奏でる琴の弦は、今日もなお、生繰生糸(なまぐりきいと)から作られています。
- 正倉院に絹織物裂が現存するのは、生繰生糸(なまぐりきいと)を使用した織物だからといわれています。
- 12日目で「ガ」になる。
-
蛾がマユを喰い破ると、糸が傷つき生糸がとれない。
- 120℃の熱風を8時間あて続けてサナギを殺し、乾燥した繭にする。
-
普通の糸=乾繭の場合(99%)
でも、生糸は髪の毛と同じタンパク質。
熱を加えられると堅く変質し、質が低下し生糸本来の伸縮性を失う。
このような糸を業界では、針金糸といわれている。 - 生繰生糸(なまぐりきいと)は蛾になるまでの10日間で糸を引きます。
-
生きた糸=生繭生糸の場合(1%)
春と秋の終りのA級のものだけを使用して一反の白生地を作るのに、約4,000個の繭を使用します。
限定1500人に一人の割合!